【再掲】一緒に考えよう!カップル・夫婦間のモラハラって?

周囲のカップルの話を聞くと「高圧的で意見が言えないんだ」「付き合っているからってなんでも言って言いわけないのに…」など、パートナーに対し不安があるとの声を聞きます。


例えば、

「思いやりに欠けた言葉や態度をしてもいいと思う/自分の意見を抑え込んでしまう」

この二つの感情で出来あがるパートナー関係は平等でないことは言うまでもありませんね。

好きな・大切なパートナーを信頼し良好でいるためにはどうしたらよいのでしょうか。

今回は、パートナー間・家庭内で多くみられる”モラルハラスメント(=モラハラ)”について考えていきます。


目次

そもそもモラハラって?

モラハラをする人・受ける人の心理

自覚することの大切さ

平等なパートナー関係を築こう


そもそもモラハラって?

モラハラとはモラル(道徳・倫理)を理由にした精神的な苦痛、暴力などを指します。テレビやネットの情報の影響か、男性が女性に行うと思われがちですが、性別関係なく行われる相手を傷つける行為です。

職場や友人間、夫婦間など関係性は様々です。


モラハラをする人・受ける人の心理

モラハラをする人の大多数は無意識に発言・行為をしています。

そのため、相手が傷ついていることに気づかない人もいてパートナー関係が悪化するケースが多いです。

よく見られる傾向としては以下のものが挙げられます。

1. 人によって態度が変わる

2. 相手を否定し自分に従わせる

3. 周りと比べ比較する


1. 人によって態度が変わる

特に厄介で、外面が良いため周りの人から気づかれにくく、相談しても自分にしか見せない部分をわかってもらえないことがあります。そのため、相手を受け入れざるを得ない環境になってしまいます。


2. 相手を否定し自分に従わせる

相手の考え・価値観・行動を否定します。相手に対して優位性を示し、自己肯定感を下げることで従わせることができるのです。


3. 周りと比べ比較する

相手を周りの人と比べてマイナス点を探します。また、相手の友人をも比較するなど周囲の人にモラハラが発動することもあります。そんなこと言われて気分が良いわけありませんね。

モラハラを受ける人としては、”自己肯定感”が低いと言われています。

自己肯定感が低いと以下の負のループのようになってしまします。

自己肯定感が低い → 相手の言うことを聞きすぎてしまう →

それがより相手をモラハラにさせてしまう…


また身体的暴力とは違い、傷が見えない分、第三者が・ひいては自分自身が気づかないことも多いため、いつの間にか心も体を追い詰めている場合があります。


自覚することの大切さ

パートナー関係は良好に越したことはありません。

前述しましたが、モラハラはしている人も受けている人も自分の立場に気づかない場合が多いです。まずは相手のためにも自分がどのような状態にいるのか自覚する必要があります。

しかし、モラハラをしている・受けている時に今のパートナー関係を振り返ることは難しいかもしれません。

そのため、一度適切な距離と余裕を持てる場所に身を置いてみると良いです。

例えば、同棲しているなら一人の時間を増やしてみましょう。

客観的かつ正常な判断をするためのひっかかりを少しづつ見つけていくこができると思います。


平等なパートナー関係を築こう

私は旦那と付き合い始めたころ、パートナー関係に不安がありました。

今でこそ良好な関係を築けていると思いますが、それは当時私たちが感じていた嫌な部分・見直したい部分を伝え合い、平等な関係を目指そうと二人で意識できたからだと思います。

そのような経験から決めた私たちのルールを紹介します。


ルール1.相手を知ること

付き合い始めは遠距離恋愛でなかなか会えず、彼の仕事が忙しいこともあり連絡頻度が少なく電話もあまりしていませんでした。そのため、普段の会話が少なかったです。

日々の些細な会話や大事な事柄を話すことをしてこなかったため、同棲を始めてからもお互いの深い部分や距離感がつかめていませんでした。


ルール2.自分の言葉で伝える

私の場合は、年齢差と人生経験の違いから自然と彼が絶対的な存在だと思い込んでいました。自分の意見を言わず、彼に合わせることが多かったです。そのためストレスが溜まり旦那とぶつかることが何度もありました。

話し合いをする際も意見を言わずに同調したり、黙ってしまうことから

旦那は私の考えていることがわからなかったそうです。

私たちの場合は会話が少ない・気持ちを伝えきれていない部分からお互いが不安を感じるようになりました。

今は会話をする時間を少しでも作り「今日はこんなことがあったよ」「これが嫌だった」など1日の振り返りを一緒にしたり、

まだ自分にはパートナーの知らない部分があると考え、パートナーを思いやり日々の生活を楽しむことを意識しています。


カップル・夫婦間の様々な理由が不安に発展します。

今一度パートナーと一緒に見直して”自分たちの信頼・良好な関係”を見つけていきましょう!

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